◆はじめに
この度、古民家結婚式場ツムグを立ち上げるにあたり、『なぜ結婚式場をやりたいんだろう?』や
自分がこれから作っていきたい将来のことを考えました。
ただの結婚式をやりたいのではなく、
家族や大切な人たちとの温かなつながりを
感じる場所を作りたい
古民家結婚式場ツムグの代表をしております別所茂樹です。
フォトグラファーをしており、ブライダルから家族写真などの人物写真をメインに撮影してきました。
ブライダルの世界に入って10年近く経ち、1500組ほどの撮影をさせて頂きました。
列席経験もなく、この業界に入っていたので、はじめて見た結婚式の衝撃は今でも忘れられません。
見ず知らずの方の結婚式だというのに号泣したことを鮮明に覚えています。
今振り返るとそれは【家族の温かさ】を感じられたからです。
私の旧姓である『菊田家』は百三十年にわたる家系でした。
幼少期の頃から放任主義で淡白な家庭ではありましたが、愛情を持って育ててくれていました。
やりたいことをやったらいいという教えは今でも私の中に残っています。
しかし、親族との関係が悪化し家族間でも亀裂が生まれ、最終的には一家離散することになりました。
この経験を反面教師として、温かな家庭を作りたいし、自分に関わってくれる方の温かな家庭を作るお手伝いをしたいという気持ちが強くなりました。
ないものねだりなんでしょうが、家族の温かさが分かる結婚式が好きなんです。
だからこそ、そんな温かさが溢れる結婚式を作ることに全力を尽くしたいと考えました。



1. 家族は結婚式から始まる。
私が写真に興味を持ったのはあるカメラマンが撮った写真が印象に残ったからです。
友人がフィリピンに勉強を教えに行くというボランティアに参加し、そのボランティアに同行したカメラマンが撮った写真を見たときに「すごく良い写真だ」と衝撃を受けたことから始まりました。
上手い下手のようなことではなく何か伝わってくる写真。
カメラをまともに触ったことなかったけど「こんな写真撮ってみたい」と思い、
カメラも勉強できて、お仕事にできる所はないかと探した結果、地元にある写真館へ就職しました。
写真館では子供の撮影からブライダルまで幅広く撮影しており、7年ほど勤めさせて頂きました。
写真館で働く中で、今でも自分の芯となっている2つの想いを得ることができました。
① 結婚式はいちばん最初の家族写真
② 生涯専属のフォトグラファーになる
こちらの2つのエピソードを紹介させてください。
= ① 結婚式はいちばん最初の家族写真 =
写真館で働く中で最初に学んだことは結婚式当日の撮影でした。
ブライダルの撮影は2人へのコミュニケーションや親族集合などの声がけや撮影技術、安定しない光、ウェルカムスペースなどの物撮り、お子様への対応など全ての要素が詰まっているからまずそこから勉強しなさいとの教えでした。
列席経験のない私でしたので、最初は見学をとのことで。
初めて見た結婚式で号泣してブライダルの世界にのめり込んでしまった訳です。
そんな写真館では「結婚式はいちばん最初に撮る家族写真なんだ」という教えがありました。
初めて両家が揃い、公に家族として認められる日だからこそ、家族のスタートになる。
だからこそ家族のスタートの日を大切にすると。
この想いを今でも大切にしています。
= ② 生涯専属のフォトグラファーになる =
この一枚は本当に何気ない「はいチーズ!」って撮った結婚式の写真です。

新郎様とは部活関係の先輩でした。
共通の友人が多かったということもあり、2次会の撮影をさせて頂きました。
その後、この写真の中の友人が交通事故で亡くなってしまいました。
私は共通の友人を返してこの事を知り、告別式に行けませんでしたが、
友人が出るというので、その方が写っているありったけの写真を渡して、
親御様に渡してくれと託しました。
告別式後にその友人が話してくれました。
「うちの息子、こんなに笑うんだね。知らなかったよ。ありがとう。」
って泣きながら言われたよって。
その時、本当に思いました。
どんな形でもいいから写真を残そうって。
カメラだろうが携帯だろうがなんでもいいから形に残そうって。
そのために少しでもいいから一組でも多くの家庭を撮ろうと決めました。
フォトグラファーそして『想いに寄り添い、人生に寄り添う』をコンセプトに
生涯専属のフォトグラファーを目指して撮影しています。
2. なぜ結婚式場なのか?
私の根幹となる想いを綴らせて頂きましたが、「なぜ結婚式場なの?」と疑問に思われる方が多いと思います。
昨今、少子高齢化などの影響や、コロナなどもあり<結婚式離れ>と言われる時代になってきました。
なぜ結婚式場なのか?
それは
全国に一つ、帰って来れる場所を作る
そして家族として初めて認められる結婚式場を作るという理由です。
私は一家離散しているということもあり、帰れる実家が無い状態です。
だからこそ、まずは自分の帰れる場所を作りたいと思い山梨へ移住してまいりました。
山梨県富士河口湖町を本拠地として、地域ごとに異なる古民家や自然豊かな場所で
お二人と大切な方々が心から「ただいま」と感じられるそんな第二の故郷や第二の家を全国に作り上げていきます。
結婚式を挙げた方が帰って来てくれた時に家族写真やなどの撮影もできるようにと考えております。
古民家結婚式場ツムグは会場に縛られることなく様々な古民家を使って結婚式を行います。
第二の故郷や第二の家を提供するにあたり、積極的に古民家を利用した宿泊施設を利用をしていきます。
これまでの専門結婚式場ですと、結婚式を行う専門施設ですから結婚式を挙げたら行く機会はありません。
結婚の誓いをした記念の場所に帰れないのは悲しいことです。
ですが、宿泊施設を使うことで結婚式を挙げた場所へ帰りやすくなります。
宿泊した際に結婚式を挙げた地域でゆったりと観光しながら、第二の故郷にしてもらえたら幸いです。
3. なぜ古民家なのか?
それは『地方の魅力をブライダル業・写真業・映像業を通して地域活性化に貢献する』ということです。
現在の日本の人口は1億2550万2千人になりますが、都会に人口が集中しており人口が減り続けている地域が多くなっております。
いわゆる、地方と言われる地域ですが、そういう場所は自然も豊かで、魅力的なところがたくさんあります。
私も茨城県土浦市という少し田舎感があるような地域出身です。
日本第2位の湖の霞ヶ浦や日本三大花火大会の土浦花火大会が有名ですかね。
茨城県は皆様も知っての通り、魅力度ワースト1位の県です。
関東にはあるけれど見る場所がないなどの意見が多いようです。
茨城はパッとした観光地のような場所は少ないですが、魅力的な場所はあるのです。
例えばひたち海浜公園や北茨城にある花貫渓谷など本当に素晴らしい場所はあります。


魅力度ワースト1位の茨城でさえ、魅力的な場所があるのですから、各地方には茨城以上にあるはずです。
こういった地方で魅力が伝わりきっていない地域をブライダル業や写真・映像業を通し
魅力を伝えて、地域活性化に貢献をしていきたいと考えております。
本拠地にしております、山梨県は富士山や富士五湖、浅間神社などの有名な観光地になっている反面、空き家が多いとして有名で、全国一空き家が多い県なんです。

結婚式を挙げた地域を何度も訪れてもらい、観光し、地域の食べ物をべ、地域の方を交流をし、地域の魅力を感じ、好きになっていただけたら空き家はたくさんあるので、移住なども考えていただけるようになるかと思います。
これは地域貢献にも繋がります。
大切な誓いをした場所にいつでも帰って来れるそんなまちづくりをしていきたいからです。
4. これまでの結婚式とツムグの結婚式
これまでの結婚式は結婚式の当日にきて終われば解散という5時間で終わるイベントのような流れで行われていました。
もちろん、今の結婚式が悪いわけでは無いですが、すごく寂しい気がします。
それは親御様との時間が少な過ぎるということです。
友人も多く列席し、結婚式を一番楽しみにされていた親御様との時間を作ることは大変難しいことです。
ツムグのウェディングは
一泊二日を通して家族になる祝言の日
ツムグでは一泊二日でゆったり家族で過ごす時間を設け、家族で晩酌をする時間を提供させて頂きます。
こじんまりとした古民家でご家族様のみの時間を過ごす。
古民家のギュとした空間だからこそ、ゆっくり家族と話すことができると思います。




親御様とゆっくり話すってあまりないですよね。
子供の頃は子供として扱われる。
大人になるとまるで友達のように会話する事ができるようになります。
自分が小さかった頃の話やどんな思いで子育てしてきたのか、親としてではなく、同じ大人としてどんな思いで仕事をしてきたのか。
普段話せないことでも特別な結婚式前夜なら話せると思うんです。
そして両家の親御様が盃を交わして話をすることはなかなかないと思います。
そんな家族のつながり、暖かさを感じてもらいたです。
翌日はお二人の挙式を行い、会食でゆったりと歓談しながらお食事して頂きます。
これまでの結婚式ではなく、人と人 家と家を結ぶ結婚式を行います。
それは祝言と言います。
『祝言』は親御様やご家族、親戚縁者、友人たち、一人一人に感謝の気持ちを表す重要な儀式です。
ツムグではこれまでの3時間で終わってしまう結婚式ではなく一泊二日を通して家族になる祝言の日を提供させて頂きます。
5. 祝言の日を迎えてからのお話
祝言の日をご家族と共にお過ごしいただ後の話。
祝言の日記念日としてまた会場へと遊びに来て頂けるように
祝言の日を挙げて頂いた方限定の家族写真を撮る撮影会などのイベント告知などをさせて頂きます。
私は生涯専属のフォトグラファーになりたいという目標があります。
自分か祝言の日を撮影したお客様の節目を撮影し、最終的にはお子様の祝言の日を撮影したいんです。
2人の祝言の日があり、マタニティ、誕生日の記念フォト、七五三、十三詣り、成人式、最後は祝言の日。
様々な節目節目に現れる親戚のおじちゃんのような関係になりたいと思い日々撮影しております。
節目をお祝いできるそんな大切な家にして頂ければと幸いです。
6. 祝言の日を迎えるにあたって
祝言の日を迎えるにあたって心配事などあるかとは思います。
初めてのことですから不安なことはたくさんあるかとは思います。
ですが安心してください。
ツムグに携わるサポートメンバーは業界歴が10年ほどあるプロフェッショナルが集まっております。
それぞれの得意分野のプロフェッショナルになりますので、お気軽にご相談ください。
例えば….
- 料理やドリンクの内容や種類
- ウェディングドレスの品揃え
- どんな演出ができるか
- 撮影場所やシーンに制限はあるか
- 見積もり内容や持ち込みについて
- 当日のスケジュールや会場の利用時間は?
- 希望しているシーズンに予約できるか
セカンドオピニオンのように使って頂いても良いかと思います。
私たちはお二人の大切な日を心からサポートし絆の深まる祝言の日をお手伝いします。
4. まとめ
古民家結婚式場ツムグは一泊二日を通して家族になる祝言の日を執り行います。
祝言は人と人 家と家を結ぶ古来からの日本の結婚式です。
祝言を挙げる前夜にはゆったり家族で過ごす時間を設け、家族で晩酌をする時間を提供させて頂きます。
山梨県富士河口湖町を本拠地として、地域ごとに異なる古民家や自然豊かな場所で
お二人と大切な方々が心から「ただいま」と感じられるそんな第二の故郷や第二の家を全国に作り上げていきます。
= ツムグの祝言の日はこんな方々におすすめです =
◆家族とのつながり、家族の温かさを感じたい
◆関わりの深い方だけ招き、和気藹々な雰囲気、そしてしっかりとおもてなしをしていきたい
◆仕事も忙しい中で二人の時間もゆっくり取れていないから1泊して大自然でリラックスしたい
◆フォトウェディングだけで納めようかな?だけどこだわって写真撮りたいと思っている
◆そもそも論が好きな本物思考の個性派
◆レトロ感や田舎ならではの暖かさをコンセプトに結婚式を行いたいと思っている
ご興味ございましたらこちらよりお問い合わせください。
またご紹介頂けそうな方がいらっしゃいましたらお繋ぎ頂けますと幸いです。
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